【千葉支局】「キクラゲはクセがなく、どんな料理にも相性がいい」と話す、君津市戸崎の伊藤繁夫さん(78)。シイタケの原木栽培(ビニールハウス4棟60アール)を営む伊藤さんは、シイタケ栽培を行わない時期に同じ設備を使って栽培できるということで、2009年からキクラゲの菌床栽培を始めた。
6月下旬に国産の菌床1500個をビニールハウスに搬入。ハウス内の温度を既存の遮光ネットなどを活用して25度前後に保ち、30分の散水を1日3回行う。7月中旬~9月上旬まで収穫している。
収穫したキクラゲは丁寧に水洗いし、一晩乾かす。この「生キクラゲ」が生産量の6割を占める。残りの4割は水洗い後、天日干しし、さらに機械で温風乾燥させ、「乾燥キクラゲ」に加工。地元の農産物直売所「味楽囲」やスーパーなどに出荷し、好評を得ている。
〈写真:夏場にキクラゲを栽培する伊藤さん〉