
こどもや非農家の大人に農業への理解を深めてもらおうと、各地で開かれている農業体験。新鮮な体験は参加者に喜んでもらえる一方、けがや事故が起こる心配もある。体験中の安全管理に対する心がまえと方法について、自然体験や農業体験を開催しているNPO法人「国際自然大学校」の佐藤初雄理事長に話を聞いた。
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わたしの経験では、農場や牧場という限られた範囲で行う農業体験は、すり傷や切り傷などはありますが、大きなけがにつながることは少ないようです。
むしろ、気をつけるべきなのは、機械や自動車との接触事故です。
体験の場には、教える人と全体の様子を把握する人が必要です。事前に、地域の協力者や学校・JAなど参加者側の引率者などと役割分担を確認しておきましょう。
安全管理は事故が起きた時の対処だけでなく、予防も大事です。そこで、まず認識しておいてほしいことが2点あります。
1点目は、事故やけがが起こった時、訴訟問題に発展する場合もあるということです
2点目に、子どもだけでなく、子育て世代の親も、農業や自然を体験する機会が少ないということです。ですから、手刈りする時のかまの使い方など、以前は1つ2つ教えれば10わかるものでしたが、今は使うところを見せながら、1から説明する必要もあります。
<写真:佐藤初雄理事長>
(3面・暮らし)