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丈夫で使いやすい「イチゴ乗用三輪収穫車」(99年3月3週号・福岡版)

 筑後市の中村広己さんが製作した「イチゴ乗用三輪収穫車」は、ハウスパイプと一輪車用のタイヤで作る。
 材料は、市販のハウスパイプと一輪車用のタイヤで、いすには木の板を使う。「いかに最低限の強度を保って、軽くするか苦労した」と話す中村さんは「パイプが細すぎるともろくなるし、アルミを使うとコストがかかりすぎる。タイヤは軽すぎても、重すぎてもいけない」と何種類もの部品を買い込み試作を繰り返してきた。
 最新式は荷台といすが合体していて、総重量約15キロ。タイヤが三輪ついて、移動は自由自在だ。実用新案を取得していて、現在25,000円で希望数のみ製造・販売している。