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畜舎は散水と扇風機で快適(99年6月2週号・長崎佐賀版)

 東彼杵郡東彼杵町で肥育牛を飼育する山口英也さんは、地下水を圧力ポンプで屋根までくみ上げ、園芸用のチューブを通して屋根の上に設置したイチゴ用のスプリンクラー(4〜5メートル間隔)で散水している。水がスレートの熱を奪い、外気温が30度以上になる真夏でも、畜舎内は牛が過ごしやすい温度に保たれている。
 また、制御装置を付けた扇風機(35基)で温度に応じたきめ細かな風量調節を行っている。牛のいない囲いでは扇風機を停止させるなど電気代の節約も万全だ。