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水稲箱苗の土入れを省力化(2004年4月1週号・山口版)

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 柳井市伊陸の松井哲郎さんは、板と角材を組み合わせて苗箱を6枚置ける台を製作し、作業の省力化を実現している。

 以前は、苗箱1枚ごとに土を入れ、作業を行っていたが、この道具を使えば、1回で6箱まとめて作業が可能だ。

 「播種作業もこの上でできるし、すべての作業を楽な姿勢でできるので、とても助かっています」と松井さん。「土をこぼさないので、周囲も汚れません。一石三鳥ですよ」と話し、「これからも農作業の省力化のための道具を考えていきたい」と笑顔を見せる。

<写真=「とても助かっています」と話す松井さんと妻の冨貴江さん>