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「空気膜二重フィルム」がハウスの省エネに威力(09年2月4週号・秋田版)

09_2_4w_akita (1).jpg 既存ハウスの屋根を別のビニールフィルムで覆い、空気を送り込んで空気膜を作って保温効果を高める「空気膜二重フィルム」が、省エネ技術として注目されている。大仙市太田町国見の高橋博明さんは、昨年11月から菌床シイタケのハウス(60坪)1棟に空気膜二重フィルムを採用。高橋さんは「県の委託で、施設内の温度と燃料消費量などを調べている。1ケ月で灯油が70リットルほど節約できるのでは」と話す。方法は、屋根を厚さ約0.1ミリの農業用ビニールで覆い、送風機でハウス内の暖かい空気を屋根部分に送り込み、被せたビニールを20センチほど膨らませて空気層を作るというもの。送風は24時間行う。必要なものは、被覆用ビニールと送風機だけ。設置が簡単で費用も安い。
 二重被覆を導入したハウスでは「ほかのハウスより室温が1、2度高く、シイタケの成長が早まった」と高橋さん。ほかのハウス4棟にもこの技術を導入したいという。

<写真:新規に屋根を覆ったビニールフィルムは被覆用スプリング(ビニペット)で止められている。室温は通常のハウスより1〜2度高いという>