【山口支局】銃猟免許を所持し、2015年に下関市から有害鳥獣捕獲隊員として認定を受けている、同市の河田晃幸さん(39)。有害鳥獣の駆除を行い、捕獲したシカの角やイノシシの牙でアクセサリーなどを作り、販売している。
河田さんは、通常捨てられる角や牙などを利用して、10年前からストラップやアクセサリーを制作。「全て手作りなので、結構手間がかかりますが、世界に一つしかないオリジナルの品です」と笑顔を見せる。ニスを3度塗りし、つやを出しながら強化したり、今は、薬莢(やっきょう)を付けて、見た目と音を楽しめるキーホルダーなども制作している。
「今後は、冠婚用などの縁起物のアクセサリーも手掛けていきたいですね」と意欲的に話している。
〈写真:作品を手に河田さん〉