ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

有害鳥獣を捕獲 角や牙を装飾品に【山口県・6月3週号】

160623-06.jpg

 【山口支局】銃猟免許を所持し、2015年に下関市から有害鳥獣捕獲隊員として認定を受けている、同市の河田晃幸さん(39)。有害鳥獣の駆除を行い、捕獲したシカの角やイノシシの牙でアクセサリーなどを作り、販売している。
 河田さんは、通常捨てられる角や牙などを利用して、10年前からストラップやアクセサリーを制作。「全て手作りなので、結構手間がかかりますが、世界に一つしかないオリジナルの品です」と笑顔を見せる。ニスを3度塗りし、つやを出しながら強化したり、今は、薬莢(やっきょう)を付けて、見た目と音を楽しめるキーホルダーなども制作している。
 「今後は、冠婚用などの縁起物のアクセサリーも手掛けていきたいですね」と意欲的に話している。

〈写真:作品を手に河田さん〉