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自家肥育の三元豚/精肉で地元消費者へ ―― 群馬県渋川市・有限会社ほそや(8面・流通)【2016年6月3週号】

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 母豚230頭を一貫経営する群馬県渋川市有馬の有限会社ほそや(細谷浩代表)では、SPF豚(特定病原菌不在)を導入して生産・肥育した三元交雑種(LWD)を市場出荷するほか、加工業者から買い戻した精肉を「まる豚」のブランド名で直販する。市内を中心に配達し、地元の消費者と顔が見える関係を築く。1カ月当たりの取引量は60キロ前後と少ないが、豚肉独特の臭みが少なく、きめ細かい赤身と甘味のあるさっぱりとした脂身が好評を得ている。

(8面・流通)

〈写真:配達を担当するかおりさん。同世代の主婦層からの注文が多く、約半数がリピーターだという〉