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「酒米」が地域を創る/産地独自の味と芳香さが魅力に ―― 京都市右京区・嵯峨酒づくりの会(6面・特集)【2016年6月4週号】

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 日本酒造りは、麹米や掛け米など米を主原料にした、日本古来からの伝承文化といえる。国内出荷量の減少が続く中で、近年の和食ブームとともに海外での評価も高くなっており、高品質の日本酒需要も伸びつつある。それを支えるのが酒米(酒造好適米)だ。「山田錦」や「五百万石」といった主力品種を超える良質な酒米作出を目指して、県独自の育成品種や、途絶えた在来品種により地域性の創出を担う地域も現れている。飼料用米の増産が叫ばれる中で、酒米作りを核に地域活性化を担う産地のほか、酒米や日本酒をめぐる話題を集めてみた。

(6面・特集)

〈写真:オーナー田で談笑するメンバー。「収穫まで気が抜けません」と話す〉