【千葉支局】野菜売り場に彩りを――南房総市久枝で「大紺屋(おおごや)農園」を営む足達智子さん(39)は、2年前から40アールの畑で一年を通して70種類のイタリア野菜を栽培。夏季限定でタイ野菜も栽培している。
「イタリア野菜は素材そのままで十分に味わい深く、どんな料理にも合い、カラフルで目でも楽しめます」と智子さん。レモンバジルやスイートバジルなどのハーブをはじめ、パープルコールラビや渦巻きビーツなど色鮮やかな野菜や形の変わった野菜を栽培する。種はイタリアから農薬を使わない物を仕入れたり自家採種したものを使用。「天候や害虫に悩まされ、安定して育てるのが大変」と話す。
〈写真上:紫のジャガイモ「デストロイヤー」を手に農園で智子さん〉
〈写真下:農園で収穫された色鮮やかな野菜〉