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ジャージー種の自家産乳でチーズ 15種を対面販売 ―― 岡山県・真庭市 (有)蒜山ラッテバンビーノ(8面・流通)【2016年8月3週号】

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 ジャージー牛94頭を飼養する岡山県真庭市蒜山富山根の有限会社蒜山ラッテバンビーノでは、ジャージー種の自家産生乳を使って15種類ほどのナチュラルチーズを製造。チーズ工房を訪れた人に試食を提供し、対面販売している。チモシー13ヘクタールを作付けて粗飼料はほぼ自給し、乳脂肪分が多い濃厚な風味が売りだ。週3~4日製造し、1日80リットルの生乳を利用する。乳タンパク質に重点を置いた牛群改良を進め、チーズの歩留まりは15%と高い。交流サイトなどで情報発信しファンを獲得、年間750万円を売り上げる。

(8面・流通)

〈写真:訪れた人には何種類もチーズを振る舞い、ジャージー独特の濃厚な風味を味わってもらう〉