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和牛繁殖 より良い牛飼いへ努力【宮崎県・12月2週号】

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 【宮崎支局】熊本市内の大学を卒業後、名古屋市の航空宇宙分野の設計開発などを手掛ける会社勤務を経て、2014年に新規就農した小林市堤の新田泰佑さん(30)。就農当初の苦労を、持ち前の探求心と向上心で乗り越え、より良い牛飼いになるために努力する毎日だ。
 黒毛和種繁殖牛24頭を一人で飼養する新田さんは「胸腺スコア」に着目。子牛の頸部(けいぶ)胸腺の大きさから、おおよその免疫力を0~3に数値化したもので、数値が大きいほど免疫力が高いといわれている。測定当初1だった数値が、現在では3になり、子牛の病気が目に見えて減少している。

〈写真:「牛が好きで好きで仕方ない」と新田さん〉