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バラとハーブ/無料の庭園に年間3万人 ローズウォーターなど人気 ―― 鹿児島県鹿屋市・ダマスクの風(8面・流通)【2016年12月2週号】

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 「女性を集客できる店作りを心掛けています。スタッフにも、なるべくおしゃれをするようにと言っています」と門倉美博さん(68)。鹿児島県鹿屋市小薄町で「香りの女王」といわれるバラ「ダマスクローズ」や100種類以上のハーブを育てる庭園やカフェ「ダマスクの風」を開設し、園長を務める。園内では生のハーブを使ったハーブティーや、ローズを使ったソフトクリームを来園者に提供する。手で摘み取ったバラを蒸留抽出する「ローズウォーター」も作り、化粧品などの原材料として販売する。一年を通してさまざまな花が咲く庭園は、無料で開放。年間3万人以上が訪れ、花々を楽しんでいる。

(8面・流通)

〈写真:バラ園に立つ「ダマスクの風」のメンバー。左から有馬さん、門倉さん、西尾取締役)〉