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水稲 高温障害の回避へ 農研機構など栽培支援システム開発(9面・営農技術)【2017年1月2週号】

 水稲の登熟期に高温が続くと、白未熟粒や胴割れ粒といった著しい品質低下を招く要因となる。記録的な猛暑となった2010年は、北陸や関東などで被害が多発し、新潟県で1等米比率が21%と大きく落ち込むなど、農家経営に多大な影響を与えた。気温推移の予測や的確な栽培管理を農家に発信するため、農研機構などでは「水稲高温障害早期警戒・栽培支援システム」を開発。より使いやすく改良して2年後の実用化を目指す。このほど、システムの研究成果発表会を開き、概要を明らかにした。

(9面・営農技術)