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兄が搾乳・弟がチーズ作り 役割分担で経営多角化 ―― 北海道標茶町・長坂牧場(3面・暮らし)【2017年2月3週号】

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 北海道標茶町で酪農を営む長坂牧場は、代表を務める長坂浩行さん(32)と、弟の泰裕さん(28)ら家族経営で経産牛80頭、育成牛50頭を飼養している。昨年4月に念願だった「長坂牧場チーズ工房」を立ち上げ、泰裕さんがチーズ製造を担当。飼養管理を担当する浩行さんが搾る生乳の味わいを100%引き出せるよう、試行錯誤しながらナチュラルチーズを製造する。生乳生産から加工・販売までを一貫して家族で取り組み、標茶町を代表する特産物にしようと挑戦を続けている。

(3面・暮らし)

〈写真:製造したチーズを切る泰裕さん。「基本に忠実に、胸を張れるチーズを作りたい」と話す〉