今冬は1月中旬以降、全国的に強い寒気が流れ込み、断続的に大雪が降っている。2月9日から12日にかけては、中国地方や近畿地方の日本海側などで大雪となった。園芸施設や畜舎の倒壊などの被害があり、NOSAI団体では、迅速で適正な共済金支払いに向けて全力を挙げている。京都府の南丹地域と中丹地域では、1月14~16日に記録的な大雪となり、福知山市で80歳代の男性が雪の重みで倒壊したビニールハウスの下敷きになって亡くなるなど、多大な被害が出た。復旧に向けて尽力する施設園芸農家2人を取材した。
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〈写真:全壊したハウスの前で、担当のNOSAI京都の山本誠主任(右)と今後について話す平井さん〉