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米粉8割の手作りパン 食感追求しファン獲得【山口県・6月3週号】

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 【山口支局】周南市八代の農家の女性で構成する「八代加工所(メンバー10人)」の手作りパンは販売開始から20年、「おいしくて安心して食べられる」と多くの顧客に支持されている。責任者の手島千枝子さん(59)は「2008年から作り始めた米粉パンは、周南市産の米を使っています。特長は、もちもちに仕上げるため、米粉の割合をぎりぎりの分量8割までに高めたことです。水分量の調節がうまくいかず、パンが硬くなったりして失敗の連続でした」と振り返る。

〈写真:「米粉パンと小麦粉パンを食べ比べてみるのも楽しいですよ」と手島さん(右)とメンバー〉