「日本を次の世代へ良い形でバトンタッチする。そのために農業というカテゴリーでさまざまな活動をしていきたい」と話す、茨城県つくば市の中村淳さん(34)。化学合成農薬不使用・無化学肥料で年間約50品目の野菜を栽培しながら、若年層をターゲットにした引きこもりからの復帰支援、新規就農者を増やすための環境づくりなどに取り組む。同市自由ケ丘にある農場の名は「子供たちの未来農園」。子供たちが活躍する将来を見据え、畑からメッセージを発信する。
(3面・暮らし)
〈写真:ニンジン畑で中村さん。黄色とオレンジ色の2種類を手掛け、ジュースも販売している〉