改正農業災害補償法が16日に成立した。法律名を「農業保険法」に改め、品目の枠にとらわれずに農業者ごとの農産物の販売収入全体を対象とする農業経営収入保険事業(収入保険)を創設するとともに、現行の農業共済事業について農家の負担軽減などの観点から見直し、両事業を両輪とした新たな農業保険制度を確立する。団体は農業保険制度の機能が十分に発揮され、これまで以上に農家の経営安定が図られるよう、制度内容に関する丁寧な説明を基本に、農業共済または収入保険への加入推進に全力を挙げる。改正法の概要を紹介する。
(6面・特集)