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バイオマス発電の廃熱活用 高糖度トマトを通年栽培【青森県・9月3週号】

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 【青森支局】平川市中佐渡の農地所有適格法人株式会社津軽エネベジ(奈良進代表取締役社長・63歳)は、系列会社が運営しているバイオマス発電事業で生じた熱エネルギーを活用し、高糖度トマトの通年栽培を行っている。現在は温室2棟(28アール)で高糖度トマト「アイコ」「フルティカ」「オレンジ千果」の3品種、約1万6千株を栽培。利用している温水は、発電所から生じた廃熱を活用しているため、暖房コストが抑えられる。

〈写真:「土地が確保できればほかの作物も栽培していきたい」と奈良代表〉