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牛舎内での家畜ふん尿堆肥化 もみ殻投入しコスト減 ―― 富山県高岡市・clover farm(9面・営農技術)【2017年10月2週号】

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 経産牛42頭、育成牛18頭を飼養する富山県高岡市佐加野東の「clover farm(クローバーファーム)」では、牛舎内で家畜排せつ物を堆肥化させるコンポストバーン方式で、牛の快適性と作業効率化を両立する。敷料にもみ殻を投入することで乾燥とクッション性に優れた牛床を確保。牛体を清潔に保って蹄病などの発生を予防し、診療費の削減につなげている。また乳牛とヤギを混合放牧して草地を維持・管理しながらストレス低減にも努める。"ゆとり酪農"の実践によって経営向上を図る取り組みを取材した。

(9面・営農技術)

〈写真:採食通路に向かって手前から奥に傾斜している休息エリア〉