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歴史あるソバ産地へ転身 雑草は土壌改良に生かす【山形県・10月3週号】

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 【山形支局】「大切な人に贈りたい、自分へのごほうびに食べてみたい、そう思ってもらえるようなソバを作りたかった」と話すのは、米沢市太田町の千葉陽平さん(42)。5年前から、同市南原地区でソバ8ヘクタールを農薬や肥料を使わずに栽培している。「ソバ栽培は草との闘いだった」と試行錯誤を重ね、昨秋はコンバインで刈り取った後すぐに畑を耕して整地。この状態で冬を越し、春に伸びた草を刈り取り、播種直前にすき込んだ。発酵が促され、土壌改良にもつながったという。

〈写真:ソバ畑で「十割乾麺蕎麦」を手に千葉さん〉