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料理を彩る西洋野菜「ビーツ」 見栄え重視し集客狙う ―― 群馬県高山村・キミドリファーム&キッチン(8面・流通)【2017年10月3週号】

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 若い女性層を中心に色や形に特長がある珍しい野菜への関心が高まっているという。会員制交流サイト(SNS)では、人の目を引く風景や料理などを「SNS映え」「インスタ映え」と称して写真投稿するのが人気だ。この流れを集客手段として取り入れる飲食店もある。群馬県高山村中山の「Kimidori Farm&Kitchen(キミドリファーム&キッチン)」では、西洋野菜のビーツ(テーブルビート)を栽培する。ビーツは鮮やかな色とほのかな甘味が特長の根菜類。料理に彩りを添えられるとここ数年、引き合いが強まっている。宅配会社に出荷するほか、個人客や直売所でも販売。気軽に楽しんでもらいたいと加工品開発にも力を入れるなど、知名度の向上を図りながら売り上げを伸ばしている。

(8面・流通)

〈写真:生育を確認する平形代表。「ブームではなく、食材として根付かせたい」と話す〉