「おいしいだけでなく、わくわくしてもらえるレパートリーにしたい。笑顔のひとつのきっかけになれば」――。茨城県常陸大宮市の古東(ことう)篤さん(39歳、キャベツ、キュウリ、インゲンなど1.9ヘクタール)は、旬の野菜7~10品目をセットにして個人や飲食店に直接販売している。食卓の笑顔を作りたいとの思いから、時にはカラージャガイモやカリフローレなど珍しい野菜も入れる。自身の畑でイベントも開催するなど、人とのつながりを重視した農業に力を注ぐ。
(3面・暮らし)
〈写真:「直接販売では顧客からダイレクトに反応をもらえるため、やりがいも大きい」と古東さん〉