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イチゴの規格外品をビネガーに 爽やかな酸味と甘味が好評【大分県・12月2週号】

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 【大分支局】由布市庄内町五ヶ瀬の室小野(むろおの)地区では、イチゴを使った商品開発に取り組む「むろおの会」が、このほど「いちごビネガー」を商品化し人気を集めている。むろおの会は、イチゴ農家で会長を務める後藤泉次さん(67)が、規格外品を使った加工品を作ろうと、昨年10月に設立した。当初は「いちごソース」を試作したが、大量生産が難しく、単価を抑えられなかったため断念。その後、メンバーの発案でイチゴを酢に漬けたところ、爽やかな酸味とイチゴの程よい甘味がマッチした商品が誕生した。

〈写真:いちごビネガー(1本千円・税込み)を手に会長の後藤さん〉