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太さなど要望に応えて高品質ゴボウを周年出荷 ―― 広島県東広島市 川手 晋治さん(8面・流通)【2017年12月3週号】

 広島県東広島市豊栄町清武で「OKファーム」を営む川手晋治さん(31)は、60年近く農業を続ける祖父・岡田米一さん(89)の農地を借り受け、ゴボウが主力の野菜作に取り組んでいる。春・秋播きの2作で周年化を図り、県内の飲食店や旅館、産直市に全量を卸す。太さや柔らかさ、香りなどが高い評価を得て、一部の出荷先では銘柄野菜と言われるほどだ。栽培から製造、販売まで自ら行う「よねかずじいちゃんのごぼう茶」は、地元産を強調して販売。また会員制交流サイト(SNS)を使った情報発信にも力を入れるなど、自由な発想で経営の安定化を図っている。

(8面・流通)