全量加工用に出荷する青ネギ7ヘクタールを柱に、ブロッコリー10ヘクタール、レタス2.5ヘクタールなどを栽培する、香川県善通寺市稲木町の尾野農園(尾野弘季代表=41歳、外国人研修生7人を含め17人)では、毎日の作業状況や気象情報をインターネット上の管理システムに記録しデータベース化。過去の実績に基づく栽培管理を実践することで、良品の安定出荷につなげている。売り上げも順調に推移し、今期の目標は1億9千万円に設定。「今後は蓄積したデータの活用と分析を進め、一層の安定経営を目指したい」と尾野代表は話す。
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〈写真:ブロッコリーの生育状況を共有する尾野代表(左)と緒方さん〉