農林水産省は12月19日、2018年度農林水産関係予算案をまとめた。総額は17年度当初予算比50億円(0.2%)減の2兆3021億円で、農業の成長産業化に向けて、担い手への農地集積・集約化や水田フル活用と経営所得安定対策の着実な実施などに重点配分した。特に18年産からの米の生産調整の見直しに対応するため、飼料用米などの生産を支援する水田活用の直接支払交付金は概算要求の満額を措置。18年秋に加入受け付けが始まる収入保険制度の実施は260億円を新規で確保した。
(6面・総合)
農林水産省は12月19日、2018年度農林水産関係予算案をまとめた。総額は17年度当初予算比50億円(0.2%)減の2兆3021億円で、農業の成長産業化に向けて、担い手への農地集積・集約化や水田フル活用と経営所得安定対策の着実な実施などに重点配分した。特に18年産からの米の生産調整の見直しに対応するため、飼料用米などの生産を支援する水田活用の直接支払交付金は概算要求の満額を措置。18年秋に加入受け付けが始まる収入保険制度の実施は260億円を新規で確保した。