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大規模経営 細やかな麦作管理で質・量確保 ―― 三重県四日市市・加藤剛さん(9面・営農技術)【2018年2月2週号】

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 三重県四日市市上海老町で米・麦・大豆延べ160ヘクタールの「加藤農場」を経営する加藤剛さん(46)は、小麦50ヘクタールと大規模ながら、追肥や土壌改良、麦踏みなど圃場条件に合ったきめ細やかな対応で品質・収量を高めている。適期の追肥で有効分げつ数を増やし増収に結びつける加藤さん。毎年の作付け前は石灰資材を施用して連作障害を防ぎ、生育を安定させている。稲わらやもみ殻を土壌へ返し、土壌改良材も施用して植物体の健全な生育を促す。従業員とともに計画的に作業して時間の余裕を持ち、基本管理を徹底している。

(9面・営農技術)

〈写真:「分げつ数を多く確保したい」と加藤さん〉