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種もみ塩水選に生卵【青森県 4月3週号】

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 【青森支局】「手間はかかるが、塩水選は種もみの選別はもちろん、クサネムなどの雑草の種子をしっかり取り除くための大切な作業」と話す弘前市大清水の佐藤修司さん(61)。「青天の霹靂」「つがるロマン」「アネコモチ」(計約9ヘクタール)を栽培している。塩水選の塩分調節は、通常は濃度計を利用するが、佐藤さんは生卵を使う。「生卵の浮き具合で比重が分かる。長年の経験で、こっちの方がやりやすい」と話す。

〈写真:塩水選に生卵を使う佐藤さん〉