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BtoB基盤にイチゴ6次化 収穫体験や加工品が好調(8面・流通)【2018年4月3週号】

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 ハウス5棟(約85アール)でイチゴ「さちのか」や香川県オリジナル品種の「さぬき姫」などを栽培する、高松市飯田町の「いちご屋スカイファーム」代表・川西裕幸さん(47)は、経営の柱を生果の「BtoB」(業務用卸や直売向け)取引を核にしつつ、自らの観光農園は市街中心部から自動車で約5分という立地を生かし「BtoC」(消費者向け)を展開する。イチゴ狩りの予約受け付けなど情報発信には自社サイトをはじめ複数の窓口をもち、最盛期は週当たり上限1500人の枠が埋まるという。さらに、敷地内の工房で作るいちご大福などの加工品も人気で、商品を毎年見直すなどして来園者を飽きさせないようにしている。

(8面・流通)

〈写真:「6次化を続けていく中で、良品生産は経営の基本と再確認した」と管理にいそしむ川西さん〉