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国産大豆播種前入札取引が本格実施 平均落札率は33%(2面・総合)【2018年5月2週号】

 日本特産農産物協会はこのほど、2018年産から本格実施した国産大豆の「播種前入札取引」の結果を公表した。今秋に収穫を予定する28産地品種銘柄の1万7394トンが上場され、5762トンが落札された。平均落札率は33%となり、産地銘柄別では富山「シュウレイ」など4銘柄が全量落札する一方、新規銘柄を中心に落札数量ゼロとなった銘柄もあった。大豆生産は天候の影響を受けやすく、需給変動が大きいことから、安定生産・安定供給につなげるのがねらいだ。国産大豆を求める消費者のニーズも高まり、生産者と実需者双方のメリットを生かしつつ、連携して国産大豆の振興を図る必要がある。

(2面・総合)