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IoT水門機器を導入 水田の水管理を遠隔操作【富山県 7月3週号】

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 【富山支局】高岡市二塚で水稲6ヘクタールを栽培する認定農業者・大坪洋介さん(37)は、滑川市の農業ベンチャー企業「笑農和(えのわ)」が開発したIoT(モノのインターネット)水門機器「Paditch Gate(パディッチゲート)」を、昨年5月に1台、今年5月に1台導入し活用している。水門機器には水温や水位を図るセンサーが装着され、24時間監視できる。その情報を水位調整サービス「Paditch(パディッチ)」で解析し、スマートフォンで遠隔から水門の開閉を指示することが可能だ。また、深夜の水入れ、朝方の水止めがタイマーで設定可能となっている。

〈写真:パディッチゲートの横でアプリの情報を確認する大坪さん〉