ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

耐雪型鳥獣害防護柵を設置 イノシシ害ゼロに期待【富山県 8月2週号】

180808_5.jpg

 【富山支局】「イノシシ被害はゼロになると期待している」と話すのは、農作物を獣害から守るため耐雪型鳥獣害防護柵を設置した福田勲さん(62)。立山町芦見地区の区長で水稲を中心に10ヘクタール栽培する。防護柵は全長1.8キロにも及び、集落を取り囲むように設置された。柵は地面を這うように20センチ程度伸ばしてアンカーを打ち、イノシシが地面を掘って下から侵入するのを防いでいる。また、道路に沿って侵入されるのを防ぐために扉型の防護柵も設置。サルなどが登って上から柵を乗り越えないよう、電気柵も付設した。

〈写真:防護柵と電気柵を周囲に設置した水田で福田さん〉