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定年後はギンナンで 先を見据え苗木定植 ―― 銀杏本舗:金澤勉さん・福島県塙町(3面・暮らし)【2018年10月3週号】

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 「あまり手をかけなくても、きっちり実がなるのがいいところ」と話す、福島県塙町中塚の金澤勉さん(68)。「銀杏本舗」の園主としてイチョウ約250本を栽培し、ギンナンの生産・販売に取り組んでいる。苗木を植えてから十分な収量を確保できるようになるまで約10年。そのため、50歳のころから苗木を植え始め、定年退職後に本格的にスタートした。果肉を落として調製した状態で約1トン分を収穫。道の駅やホームページ、東京にある福島県のアンテナショップなどで販売し、旬の味を多くの人に届けている。

(3面・暮らし)

〈写真:ギンナンの生育を見る金澤さん。軸(果柄)が黄色くなると収穫できる〉