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羊の新活用法を実証 除草に活躍、セラピー効果も【山口県 11月2週号】

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 【山口支局】山口県立田布施農工高等学校(田布施町)では、羊の新たな活用法として除草効果の実証に取り組んでいる。羊は9頭を飼育。電気牧柵で囲み、飲み水を用意するだけだ。立ち入りにくい斜面でも羊なら容易に対応できる。実証場所は、平生町の老人ホーム「寿海苑」。入所者が羊の名前を呼んでかわいがり、おとなしく人によく懐くため、セラピー効果も期待できるという。実証に参加した生徒は「もっと羊の魅力を伝えたい」「面白い研究内容なのでこれからも観察を継続したい」など意欲的だ。

〈写真:除草効果の実証に取り組んだ生物生産科3年生と玉木教諭(前列右)〉