農林水産省は10月30日、相次ぐ自然災害により園芸施設の被害が多発していることを受け、新たに降雪前の11月と台風前の6月を「災害に強い施設園芸づくり月間」に設定すると発表した。
都道府県や関係団体などと連携し、農家に被害防止に向けた技術対策の実施を呼びかけるとともに、園芸施設共済と10月から加入申請手続きが始まった収入保険制度への積極的な加入を促す。
𠮷川貴盛農相は会見で、災害が多発している状況を強調し、「災害に強い施設園芸の実現に向け、農業者には"万全の備え"をお願いしたい」と訴えた。
(5面・農業保険)