9月4日に襲来した台風21号は近畿地方を中心に大きな被害をもたらした。和歌山県では収穫間際の柿や温州ミカンなどの果樹を中心に農業分野に大きな被害が発生。落果のほか、樹体の損傷もみられることから来年産以降への影響が懸念されている。紀の川市と有田川町の果樹農家2人に被害の状況を聞いた。
(5面・農業保険)
〈写真上:落果した柿を見つめる、紀の川市高野町の杉本明彦さん〉
〈写真下:横倒しになった樹体や破れた防風ネットなど被害の大きさを話す、有田川町糸野の東善彦さん〉
9月4日に襲来した台風21号は近畿地方を中心に大きな被害をもたらした。和歌山県では収穫間際の柿や温州ミカンなどの果樹を中心に農業分野に大きな被害が発生。落果のほか、樹体の損傷もみられることから来年産以降への影響が懸念されている。紀の川市と有田川町の果樹農家2人に被害の状況を聞いた。