政府は、今月下旬に開会を予定する通常国会に2019年度予算案を提出する。農林水産関係は、経済対策を含めた総額で18年度当初予算比5.6%増の2兆4315億円を確保。農業保険関係予算については「収入保険制度の実施」に206億900万円を、「農業共済関係事業」は853億2200万円を計上し、ともに事業の円滑な実施に必要な額を盛り込んだ。近年の農業経営は、頻発する自然災害をはじめ、さまざまなリスクを抱えており、営農継続には"備え"が欠かせない。NOSAI団体は、農業共済または収入保険の加入推進に引き続き組織を挙げて全力で取り組む。
(2面・総合)