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エルニーニョの発生続く 今夏の天候に留意を(2面・総合)【2019年5月3週号】

 気象庁は10日、発生中の「エルニーニョ現象」が秋にかけて続く可能性が高いと発表した。南米ペルー沖の監視海域の海面水温が基準値より高くなる現象で、世界各地に異常気象をもたらすとされる。日本も発生時の夏は西日本を中心に低温・多雨になる傾向があることから、今後の天候推移には注視が必要だ。特に近年は地球温暖化の進展などに伴い全国各地で局地的な豪雨災害などが頻発している。避難経路の確認や避難訓練の実施など命を守る取り組みの推進を最優先に、気象情報の的確な把握や水利施設等の適正な管理、農業保険(農業共済・収入保険)への積極的な加入など"備え"の強化が大切だ。

(2面・総合)