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日米貿易交渉 TPP超え圧力の可能性 米大統領「縛られない」(2面・総合)【2019年6月1週号】

 トランプ米大統領は5月27日、安倍晋三首相との首脳会談後の共同会見で、日米の新たな貿易協定交渉について「TPP(環太平洋連携協定)とは関係ない。何も縛られない」と断言した。日本政府は、TPPの合意水準を念頭に「過去の経済連携協定が最大限」とした昨年9月の日米共同声明に基づき交渉すると強調するが、共同声明が反故(ほご)にされる可能性が出てきた。さらにトランプ大統領は「8月に大きな発表ができるだろう」と述べ、7月の参院選挙後の妥結の可能性に言及。両首脳は交渉の加速で一致したが、大統領選挙を来年に控え、トランプ政権が今後、対日圧力を一層強めてくるのは必至だ。日本の国益を守り抜く政府の交渉力が問われる。

(2面・総合)