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省力・低コストの米作り 田植機改造し催芽籾(さいがもみ)を散播 ―― 農事組合法人向国安生産組合・鳥取市(9面・営農技術)【2019年6月2週号】

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 鳥取市の農事組合法人向国安生産組合(林正弘組合長、組合員12戸)は、コーティングしない水稲の催芽種子を、水を張った水田にばらまく催芽籾湛水散播(さいがもみたんすいさんぱ)栽培に取り組み、省力・低コストの米作りを実現している。田植機を改造して動力散布機を2台設置し、播種と除草剤散布を同時に実施。従来、動力散布機を背負って畦(あぜ)から行っていた作業が田植機から可能となり、時間短縮とともに体力的な負担を大幅に軽減している。

(9面・営農技術)

〈写真:走行する田植機の後ろ側から催芽種子を、前側から除草剤を同時に散布する〉