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養蜂業者と連携 ソバの収量向上【富山県 9月3週号】

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 【富山支局】富山市山田の株式会社ヒルフロント代表取締役・富山幸祐さん(35)は、雨の合間と畑の状況を見ながら、ソバ(人気の在来種10ヘクタールと「信濃1号」6ヘクタール)を8月中に播種した。在来種のソバは、養蜂業者と連携し、ミツバチを利用して授粉する。「ソバ畑にミツバチの巣箱を設置することで収量が上がる」と富山さん。春に巣箱を設置し、緑肥にするヘアリーベッチの花から蜜を採り、7月にすき込む。その後8月にソバを播種して、ソバの花から蜜を採らせて授粉。収穫前の10月にヘアリーベッチの種を播き、11月にソバを刈り取る。

〈写真:播種で使うトラクターと富山さん〉