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トマト、イチゴ:二酸化炭素を局所施用 なり疲れなく増収 ―― 株式会社リコペル(山梨県北杜市)(9面・営農技術)【2019年9月3週号】

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 山梨県北杜市でトマト58アール、イチゴ5アールなどを施設栽培する株式会社リコペルは、光合成の効率を高める二酸化炭素(CO2)を、作物周辺に集中して供給する「局所施用」で増収につなげる。微細な穴が空いたチューブを葉の近くに設置して供給する。ハウス全体に充満させる方式に比べて施用コストが少なく、換気などの影響を受けにくいとされる。中玉トマトは年1作20段以上の長期取りをしていて、米田茂之代表(39)は「生育中盤以降も収量が安定している」と話す。

(9面・営農技術)

〈写真:「収量と品質を安定させたい」と米田さん〉