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町が全面協力 イチゴ2品種の特産化目指す【鳥取県 12月2週号】

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 【鳥取支局】北栄町の株式会社北栄ドリーム農場で、今期のイチゴの出荷が始まった。同社では「紅ほっぺ」と「とっておき」の2品種を生産。紅ほっぺは甘味とともにすっきりした酸味があり、ケーキなどの甘味食品と合わせるためのイチゴとして人気がある。とっておきは鳥取県が開発した新品種で、鳥取の気候の下でも育ちやすいイチゴだ。酸味が少なく実が柔らかくなりにくいので、食べ応えを感じることができる。2016年に設立した同社は、ビニールハウスの棟数を年々増やし、今期の出荷量は30トン超を目指す。出荷先は洋菓子メーカーや県内の市場などで、県外出荷も見据えている。

〈写真:「大粒で食べ応えのあるイチゴです」とパック詰めをする地域おこし協力隊の金坂真治さん〉