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自らイチゴ品種改良 ワイン販売も【北海道 12月2週号】

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 【北海道支局】自ら育種したイチゴを原料に、札幌市のワイナリーで仕込んで開発したスパークリングワイン「苺泡〈いちごあわ〉」を今年2月に発売したのは、旭川市東鷹栖の野中剛さん(40)。「辛口の味わいと濃厚なイチゴの香りに驚かれることが多いです」と話す。スパークリングワインの原料には、野中さんが育種したイチゴ「瑞の香〈みずのか〉」を使用し、糖類や着色料を使わず無添加で製造する。「デザートワインと違い、さまざまな食べ物と相性の良い味わいになっていると思います。苺泡と一緒に瑞の香を食べてもおいしいです」

〈写真:「これから広く普及して、新しい文化を築けたらいいなと考えています」と野中さん〉