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先端技術でつなぐ営農/農業新時代【みやぎ版・2020年1月1週号】

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 東日本大震災で多くの圃場や、農業生産施設が壊滅的な被害に遭った気仙沼市の階上地区。階上地区のイチゴ栽培は昭和40年代から始まり、震災以前は土耕栽培を主流に、20戸ほどの生産者がいたが、10戸ほどまで減少したという。
 同地区の農業法人「シーサイドファーム波路上〈はじかみ〉株式会社(佐藤信行代表取締役・68歳)」は、イチゴ栽培の再開を目指し、2018年に大型ハウスを新設。自動環境制御装置を活用しながら52アールでイチゴ品種「とちおとめ」「もういっこ」の高設養液栽培を行っている。

〈写真:「管理の省力化で、他の作業に労力を費やし、面積の拡大を見込んでいきたい」と話す、同社の鈴木諭さん(右)と菅原正大さん〉