政府は12月20日、2020年度予算案を閣議決定した。農林水産関係の総額は、19年度当初予算比1億円増の2兆3109億円(臨時・特別の措置を除く)を確保した。増額は2年連続で、農業の成長産業化に向け、輸出力の強化やスマート農業の実現などに重点配分した。飼料用米など戦略作物の生産を支援する水田活用の直接支払交付金は、3050億円を盛り込んだ。経営所得安定対策では、導入2年目を迎える収入保険制度の実施に必要額として211億円を確保した。
(6面・総合)
政府は12月20日、2020年度予算案を閣議決定した。農林水産関係の総額は、19年度当初予算比1億円増の2兆3109億円(臨時・特別の措置を除く)を確保した。増額は2年連続で、農業の成長産業化に向け、輸出力の強化やスマート農業の実現などに重点配分した。飼料用米など戦略作物の生産を支援する水田活用の直接支払交付金は、3050億円を盛り込んだ。経営所得安定対策では、導入2年目を迎える収入保険制度の実施に必要額として211億円を確保した。