ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

飲料やドライリーフ モミジに商機 ―― 株式会社もみじかえで研究所(岐阜県多治見市)(7面・ビジネス)【2020年1月2週号】

200115_2.jpg

 岐阜県多治見市の株式会社もみじかえで研究所(本間篤史代表、37歳)では、紅葉したモミジの葉を原料にお茶やサイダー、食用リーフなどを開発し、地域の新たな特産品として売り出している。インバウンド(外国人の訪日旅行)需要を後押しに、日本ならではの季節感のある商材として東京など首都圏のレストランやホテルを中心に販路を拡大。海外からの引き合いも強く輸出にも取り組んでいる。市内の農地約3ヘクタールに約3千本を植樹するほか、散策路を整備する計画もあり、秋の里山を彩る「見てよし、食べてよし」のモミジ産地を目指して地域活性化につなげたい考えだ。

(7面・ビジネス)

〈写真上:収穫が終わった圃場でモミジの枝を確認する本間代表〉
〈写真下:秋を彩る紅葉した農園(写真提供=もみじかえで研究所)〉