【群馬支局】「赤ネギは一般にはあまり知られていない珍しいネギだが、より多くの人に味わってもらいたい」と話す伊勢崎市境下武士の倉林勝さん(73)。倉林さんは「個性のあるものを作りたい」と考え、15年ほど前から赤ネギを栽培している。赤ネギは、その名の通り根元が鮮やかな赤色で、青ネギに比べ苦味が少なく、火を通すことで甘味が増すのが特徴だ。2017年1月には倉林さんの実績が認められ、伊勢崎市の農畜産物ブランド化推進団体「伊勢崎市『農&食』戦略会議(渡部利明代表)」の後押しで伊勢崎ネギ"茜丸"としてブランド化を果たした。
〈写真:茜丸を収穫する倉林さん。1袋(2本入り)324円程度で販売〉